歴史ある帝国に嫁いだ元新興国の第一王女イザベラは、側妃達の情報操作により後宮の不和の元凶とされ、お飾りの皇后の位置に追いやられていた。とはいえ執務や健康に影響はなかったため静観していたのだが、とある事件により、自分への冷遇が皇帝を傀儡にし国を乗っ取ろうとする計画の一端だと知り、国民を守るために抗うことに。その中で皇帝が決して悪人ではないが王に向いていないことを痛感し、母国を頼ることも検討し始める。そんなある日、兄と共に幼馴染である母国の公爵キリアンが加勢にやってくる。孤軍奮闘するイザベラを、キリアンは優しく支えてくれて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
前段階では優柔不断な皇帝の話…政務では賢明ではあったけれど女性関係では側妃と皇后に依存してしまい側妃の計略によぅて身を滅ぼしてしまう… 彼の身の上は辛いけれど上に立つ身分で下の者を振り回してしまうのはね…どうなのかと。 彼に手を下さざるをえなくなった者もその身のうちに悲しさと辛さを背負っていくと思うとやるせなくなってくる… 後半はヒロインの幸せな話です。 私はローレンスとユセフ嫌いじゃないです。出来ればローレンスの騎士団長の頃の話とか戦場の話とかも欲しかったな。
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